【弁護士に聞く!】慰謝料って何?いくら?Q&Aでスッキリ解決!

「離婚するなら慰謝料は絶対もらう!」
「相手の浮気、いくら請求できる?」
「『性格の不一致』でも慰謝料は発生する?」

離婚とお金の話、今回は「慰謝料」について。
財産分与とは違う、この「慰謝料」という響きに、Bさんの期待(?)も高まります。
F弁護士に、慰謝料のリアルな相場観について聞いてみました。

弁護士 藤澤玲央
この記事を監修した弁護士

弁護士 藤澤玲央

冷静な分析力と豊富な知識が強み。法改正や最新判例を常に研究し、的確な法的アドバイスを提供します。「ダメなものはダメ」とはっきり伝える誠実さも持ち味。

登場人物
  • Bさん Bさん:
    世間でよく聞く「慰謝料」という言葉に、少し期待している。相場が知りたい。
  • 弁護士 F弁護士:
    法律のプロ。慰謝料に「明確な相場」はない、という現実を冷静に解説する。

Q1. そもそも「慰謝料」って、どういうお金ですか?

Bさん

先生!次は「慰謝料」です! これって、離婚のときには絶対発生するんですよね?

弁護士

いえ、Bさん、そこが大きな誤解です。
慰謝料は、離婚原因をつくった相手(有責配偶者)から、受けた精神的苦痛に対して、その苦痛を癒すために支払われる「損害賠償」のお金です。

Bさん

損害賠償!

弁護士

はい。ですから、原因を作った側(浮気した側や暴力をした側)に請求するもので、絶対発生するものではありません。

Q2.「性格の不一致」が理由でも、慰謝料はもらえますか?

Bさん

じゃあ、もし離婚理由が「性格の不一致」だったら…?

弁護士

その場合、原則として慰謝料は発生しません。

Bさん

ええー!? なんでですか! とてつもない苦痛を受けてます!

弁護士

お気持ちは分かります。ですが、「性格の不一致」のように、 どちらが悪いとはっきり言えないような場合 、法的には「どちらに損害賠償を請求するのか?」という話になってしまうんです。

Q3. 慰謝料の「相場」っていくらですか?

Bさん

じゃあ、もし相手の浮気(不貞行為)が原因だとしたら?いくらぐらい取れますか? ニュースだと何百万とか…。

弁護士

Bさん、これも非常に言いにくいのですが…慰謝料には明確な基準や相場はありません。

Bさん

え!? 決まってないんですか?

弁護士

はい。「不貞行為なら〇〇万円」という法律の決まりはないんです。
同じケースでも、裁判官によって金額が違ってくることすらあります。

Q4. 金額って、何で決まるんですか?

Bさん

相場がないなら、何をもって金額を決めるんですか? 言い値ですか!?

弁護士

裁判所が金額を決定する際に、考慮するポイントがいくつかあります。あくまで目安ですが…

  • 離婚原因(一般に不貞行為や暴力は高くなる傾向があります)
  • 有責行為の内容(故意か過失か、長期か一時的か、悪質性など)
  • 婚姻期間(長ければ長いほど高くなる傾向があります)
  • 責任の割合(一方的か、こっちにも非(責任)があるのか、など)
  • 相手の資力(支払い能力ですね)

これらの事情を総合的に見て、裁判官が「このケースなら〇〇円が妥当」と判断するわけです。

Q5. 「早く離婚したいか」も関係あるんですか?

Bさん

うーん、複雑ですね…。

弁護士

それに、お互いの「離婚したい気持ちの強さ」も交渉では影響します。

Bさん

弁護士

例えば、Bさん(請求する側)が「慰謝料は安くてもかまわないから、とにかく早く離婚したい」と思えば金額は下がります。
逆に、相手(支払う側)が「支払が高くなってもかまわないから、早く離婚したい」と思っていれば、金額は上がる(交渉しやすい)でしょう。

Q6. 相手から提示された金額が「妥当」か分かりません!

Bさん

もし相手から「慰謝料100万円でどうだ」とか言われたら…それが妥当かどうかなんて、私には分かりません!

弁護士

そうですよね。そういう時こそ、弁護士の出番です。
私たちは、過去の裁判例やBさんの具体的な事情(婚姻期間や有責行為の内容など)を踏まえて、「もし裁判で争ったら、このくらいの金額になりそうだ」という、おおよその見通しを立てることができます。

Bさん

なるほど!

弁護士

「この金額は妥当か?」あるいは「いくら請求すべきか?」を知りたい場合は、ぜひ弁護士に相談してほしいですね。

慰謝料の金額でお悩みですか?

  • 「慰謝料、いくら請求できるか知りたい」
  • 「相手から提示された金額が低すぎて納得できない!」
  • 「そもそも、自分のケースで慰謝料は発生する?」

慰謝料の金額は、法律で決まっているわけではなく、非常に専門的な判断が必要です。
感情的になって法外な金額を請求しても、かえって話がこじれるだけかもしれません。

ご自身のケースでの妥当な金額を知るためにも、まずは弁護士にご相談ください。

ご相談だけでも、もちろん大丈夫です
まずはお気軽にお問合せください